2025.11.08
【11/18火8:00】ソーシャルブレックファースト講師:開沼 博さん(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 准教授)
社会を変える朝ごはん「Social Breakfast」とは?
社会のためにと一歩踏み出したいけれど、何から始めたらよいかわからない。社内外の人たちとソーシャルグットで繋がりたい。先駆者に学び、社会を新たな視点から眺めてみたい。
という方々が気軽に集える場(先着申込で朝食代無料!)です。
通常、東京 虎ノ門ヒルズにて開催されている本イベントですが、株式会社まちのプロデューサーズと山口市産業交流拠点施設(KDDI維新ホール)の指定管理者である森ビル都市企画株式会社が連携し、新山口をサテライト会場として開催できることとなりました。
様々なジャンルの先駆者の話を聞いてみたい
お話のテーマに興味がある
社内外の人と交流したい
なんだか面白そう
など、皆様大歓迎です。
先着で地域にゆかりのある朝食もご用意いたします。(*数に到達次第終了)
お仕事前に、通学前にお気軽にご参加ください。
***
【タイムスケジュール】
・8:00〜8:05 趣旨説明
・8:05〜8:25 ゲストトーク
・8:25〜8:50 ゲストへの質問
・8:50〜9:00 交流タイム
【朝食】
ANBIZIONスペシャル朝食
\お店のInstagramはこちらをチェック/
https://www.instagram.com/anbizion/
【次回以降の予定】
毎月第1、3火 8:00~9:00 *決定次第更新いたします
- 12/2 講師/テーマ 「coming soon……」朝食「coming soon……(限定10食)」
- 12/16 講師/テーマ 「coming soon……」朝食「coming soon……(限定10食)」
【今回の講師】
11月18日(火)に開催する第57回 Social Breakfastでは、『大人の探究学習の必要性』をテーマに、東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 准教授の 開沼 博(かいぬま・ひろし) さんをお迎えします。
福島県いわき市出身の開沼さんは、東日本大震災以前から福島の現場を見つめ続け、地域や人々に寄り添う研究と発信を重ねてきました。震災後は、原発事故や風評被害の実態、復興のプロセスを多角的に調査し、「福島の子どもたち」に対する外部のイメージとのズレや、現場の現実を伝える活動を展開。県内外の交流事業や廃炉国際フォーラムの進行役も務めながら、若者が地域と向き合う機会づくりに取り組んできました。
こうした経験を通じて、開沼さんは、社会の変化に応じて知識を更新しながら、課題に向き合い、他者と協働して学びを深めていくことの意義を提起してきました。その実践を教育にも広げ、学校教育・企業研修・地域活動など多領域で「探究的学び」のデザインと実践を進めています。
東京大学では、高校生・大学生・社会人がともに学ぶワークショップやフォーラムを主催し、「人生100年時代の生涯探究」「社会人の学び直し」といったテーマで、多世代の学びの場を開いています。開沼さんは「知識をアップデートし続け、自分や地域の課題を自分ごととして探究する力が大人にも不可欠」と語ります。大人の探究学習とは、正解を探すのではなく、問いを立て、他者との対話の中で自分を更新していく学び。今回のSocial Breakfastでは、その意義と実践の最前線をお話しいただきます。
開沼 博(かいぬま・ひろし)東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 准教授。探究学習研究の第一人者として、学校教育・企業研修・地域活動など多領域における「探究的学び」のデザインと実践を行う。知識社会における課題発見力・共創力を高める教育モデルの研究に加え、社会人や地域住民を対象としたプロジェクト型探究や対話型ワークショップを多数展開。「大人が学び続けることこそが、次世代の学びを支える力になる」との信念のもと、生涯学習と社会変革をつなぐ研究に取り組んでいる。